about to … は、「…しようとしている」という意味の表現である。
この意味からも分かるように、about to の後には、動詞の原形が置かれる。また、about to の前には、be動詞となる。
つまり、正確にいえば、「be about to + 動詞の原形」という表現になる。
例えば、以下のように使う。
I’m about to do the dishes.
僕は皿洗いをするところだよ。
僕は皿洗いをするところだよ。
ちなみに、do the dishes は、「皿洗いをする」という意味の表現だ。文字通りに読めば「皿をする」ということになるが、これが転じて「皿を洗う」という意味になるのはなかなか面白い。
be about to と be going to との違い
さて、be about to … が「…しようとしている」という意味であれば、初期の英語教育で誰しも習う(と思われる)be going to … との違いは何だろうか、と疑問を持たれる方もいるのではないか。
be going to … も、近い将来に行う出来事を示す表現であるが、どちらかというと be about to … の方が、「差し迫った近い将来」のニュアンスだ。about to の方は、「これからすぐ」といった感じである。
about to の否定形 not about to …の意味はちょっと意外
ちなみに、about to の否定形である not about to … はどういう意味になるかご存じだろうか。
「…しようとしている」の否定形だから「…しようとしていない」という意味になると思われた方は、是非下記の記事をご覧いただきたい。
・be not about to … の意味と使い方 否定形にすると意味が変わる?
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