「…について論じる」を discuss で表現 discuss about は間違い?

技術文書や論文などでは、定型文句があります。

今回のトピックである「…について論じている」や「…について論じる」も定型の文句の一つです。

今回は、「…について論じている」の英語表現について学びましょう。

「論じる」は英語で discuss

「論じている」や「論じる」の日本語訳としてよく使われるのは、discuss です。

例えば、「この文書では…について論じている」は、英語では以下のように書きます。

This document discusses …
この文書は…について論じている

discuss は、通常「議論する」という意味で使われますので、なかなか「論じている」という意味で discuss を使う発想には至らないかもしれません。

逆に言えば、こういう発想ができれば、英語ライティングのレベルも上がりますよ。

discuss about … は間違い

日本語の感覚から、「…について」の部分に about を使ってしまいがちですよね。しかし、普通 discuss about という形は使いませんので、discuss の後に目的語を直接持ってきましょう。

This paper discusses the effect of …
この論文は、…の効果について論じている。

discuss は「要約」でよく使われる

英語論文などでは、特に This paper discusses … の文言が要約に使われることが多いですね。

学者が時に莫大な量に及ぶ論文全てに目を通すのは難しいので、論文、特に学術論文を発表する場合には要約をつけるのが普通です。

この要約で、論文の目的などを最初に明確にしておくわけです。この要約によって、その論文が必要なのかどうか、読み手は判断できるのです。

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英語に限らず、語学の習得には、知識のインプットは当然のことながら、その知識を土台としたアウトプットが必要不可欠です。

そして、英会話を習得するには、やはり「英語で会話」をすることが一番の早道です。

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