「甘やかす」は英語で何?spoilを使った表現

子育ては難しいですね。

筆者は子育て真っ最中なのですが、子どもに愛情をいっぱい注ぎたいけれど、厳しくも育てたい。バランスが大事なのでしょうが、それが難しい。

さて、子供は甘やかして育てるとろくなことにはなりません。日本でこのことはよく言われますが、それは英語圏でも同じです。

「甘やかす」に対応する表現として、英語では spoil という語がよく使われます。

「甘やかす」という意味の spoil の使い方

それでは、spoil をどのように使うのか見ていきましょう。

Don’t spoil your child.
自分の子供を甘やかさないで。

このように、「甘やかす」を英語で言いたい場合は、spoil を使ってみましょう。

spoil の意味と使い方

なお、spoil には、もともと「だめにする」、「台無しにする」という意味があります。

また、食べ物が「傷む」とか「腐る」を spoil で表現することがあります。

The food is spoiled, so don’t eat it.
その食べ物は腐っているから、食べてはいけないよ。

「だめにする」という意味の spoil が「甘やかす」という意味でも使われているのですね。つまり、英語圏では、「甘やかす」=「だめにする」という概念が培われているようですね。

spoil を使った表現・ことわざ

spoil を使ったことわざもあります。

Spare the rod and spoil the child.
鞭(ムチ)を使わないと子供がダメになる

子供が悪いことをした時は、しかるべき罰を与えないと、子供は何が良くて悪いのかを学ばない、ということですね。

これは、日本語のことわざでいう「かわいい子には旅をさせよ」に該当する表現だといえるでしょう。

とはいえ、子供にとって見本とあるためにも、親自身が自分に厳しくないといけませんね。そういう心構えには、以下の言葉があります。

Don’t spoil yourself too much.
自分をあまり甘やかすな。

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