absent は、「欠席の」という意味の単語で、日本では確か中学生で習うような基本的な語です。
ですが、意外なことに absent は前置詞としても使えることをご存知でしたか。
今回は、そんな absent について説明します。
absent fromの意味: 「…を欠席している/…を休んでいる」
まずは、基本的な absent の使い方についておさらいしておきましょう。
absent from … で「…を欠席している」や「…を休んでいる」という形容詞となります。
彼は学校を休んでいる。
気を付けないといけないのは、文法的に absent from … は形容詞として使われるということです。
一般には形容詞のみの用法が知られている absent ですが、実は absent には、前置詞としての用法もあるのです。
前置詞 absent の意味: 「…なしで」
前置詞の absent は、「…なしで」とか「…がなければ」とか「…がない限り」といった意味で使われます。英語の without と同じような感じです。
例えば、アメリカの『Los Angeles Times』で以下のような使われ方をしています。
“Absent an unexpected groundswell of opposition, Congress this week will pass legislation …”*1
【訳】予期せぬような反対の高まりがない限り、議会は今週にも法案を可決するだろう
まあ、absent 自体に「いる(ある)べき場所に存在しない」といった概念がありますので、「…がない限り」という日本語の意味を知っていなくても、文章はなんとなく理解できるのではないでしょうか。
感覚的には、absent の前置詞的な用法は、新聞記事とか学術的な論文や書籍などで使われる印象です。経済関係の記事でも見かけます。
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