suffer と suffer from の使い分けはできていますか。
どちらも「苦痛を受ける」、「悩まされる」といったネガティブな意味合いで使われますが、from を使うかどうかでしばしば混乱が起こるようです。
今回は、suffer と suffer from の意味や違いについて説明します。
suffer と suffer from の例文
例えば、suffer と suffer from は以下のように使われます。
私は激しい痛みに襲われた。
私はしつこい咳に悩まされた。
これらの例文では、いずれも suffer は痛みや咳などネガティブな経験を表現しています。
さて、これらの文章で suffer はどのように使い分けされているのでしょうか。
文法的な違い
例文(1) I suffered acute pain. では、文法的にいえば、suffer は他動詞として使われています。そのため、suffer の後に、「苦しめられている物事」を目的語として直接置くことができます。
例文(2) I suffered from persistent cough. では、suffer は自動詞として使われています。そのため、suffer の後に目的語を置くことができません。そこで、from という前置詞を使っているわけです。
ただ、この説明は、あくまで文法的な側面から解釈したものです。
意味合い・ニュアンス的な違い
例文(1) I suffered acute pain. と他動詞でsufferが使われる例では、経験した苦痛などについて直接言及しています。
そこには、原因とか継続といったニュアンスはあまりありません。
他動詞での suffer は、「(ネガティブなこと)を経験した」という意味になります。
対して、(2) I suffered from persistent cough. の自動詞で suffer が使われる例では、「…が原因で苦しんでいる」といったニュアンスがあります。
この例では、I suffered で「私は苦しんだ」という一区切りの内容があり、そのあとに「何で苦しんだのか」という説明がきます。
from という前置詞には、「原因」を示す意味もあり、suffer from も「…に悩まされている」という風に、苦しんでいる原因について言及しているのです。
ですから、(2) I suffered from persistent cough. の場合は、「私は悩まされた。しつこい咳によって」といったニュアンスになります。
suffer from では、suffer は自動詞なので目的語を取らず、「悩まされている」という意味で完結するのですが、「何が原因で悩まされているのか」ということを述べるために from を使っているわけです。
suffer も suffer from も、嫌な経験をしたことを表現するものですが、その嫌な物事を直接的に言及するのか、それとも「悩まされている」ことに言及したうえでその原因が何なのかを説明するかで、ニュアンスが微妙に異なるのです。
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