facility という語を知っていますか。
これは、主に「施設」という意味で使われます。
しかし、「才能」や「トイレ」という意味でも使われることを知っていましたか?
facility の基本的な意味は「施設」
facility は、基本的に「施設」という意味で使われる語です。
例えば、public facilities とすると、「公共施設」という意味です。
facilityとfacilitiesの違い
上述で facilities と普通に使っていましたが、facilities は facility の複数形です。
この facility は複数形のfacilitiesで使われることが多いのです。
以下に主な例を挙げておきましょう。
leisure facilities(レジャー施設)
medical facilities(医療施設)
なお、上記の例は全て複数形で挙げましたが、個々の施設に言及する場合は、もちろん facility と単数形を使います。
「トイレ」を意味する facilities
さて、上記のように、facility は「施設」を意味する語として通常は使われますが、「トイレ」を意味する場合もあります。
お手洗いをお借りしてもよろしいでしょうか。
「トイレ」という意味で facility を使う場合は、通常は、複数形の facilities です。
意味としては、toilet などと変わらないのですが、facilities の方は婉曲的な表現となります。丁寧に言いたい場合などに使います。
なお、facilities を「トイレ」として使うのは、主にアメリカ英語で、また口語的です。
「才能」を意味する facility
facility は「才能」を意味することもあります。通常は、「生まれ持った才能」といった意味があり、talent と同義語です。
以下のような表現で使われることが多いです。
…の能力がある
この場合、facility の前に置く冠詞は、a でも the でも良いです。
また、facility の後に続く前置詞は、for の他 in などもあります。
彼には語学の才能が非常にある。
なお、複数形で使われることが多い facility ですが、この「才能」という意味で使う場合には、通常単数形です。
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