application の意味は「適用」?「出願」?「申請」?その使い分けと使用例 「application of law」「application form」の意味

application は、法律関係の書類によく出てくる語です。

契約書などでは、「適用」とか「申請」という意味で使われることが多いですが、特許分野などでは「出願」という意味で使われることもあります。

時々訳し分けに困ることもある application ですが、その主な使い分けと例を見てみましょう。

「適用」という意味で使われる application

application は、「適用」という意味で使われることが多いです。

これは、動詞 apply(適用する)が名詞の形になったとして考えればよいでしょう。

例えば契約書などでは、application of conditions という条項があったりします。これは、一般に「約款の適用」とか「条件の適用」という風に訳されます。

また、法律においては、application of law は「法の適用」とか「法律の適用」という形で訳されます。

「申請」という意味で使われる application

application は、「申請」という意味でも使われます。

使われる場面によって、「願書」とか「申請書」などと訳されることもあります。

例えば、以下のように使われます。

application form
申し込み用紙、申請書、願書
fill in an application
fill out an application
願書に記入する

「出願」という意味で使われる application

特に特許や知的財産の分野では、application は「出願」という意味でよく使われます。

例えば、patent application というと「特許出願」ですし、trademark application は「商標出願」です。

このように、application は日本語に訳す場合に、仕様の状況によって様々な訳語が考えられます。

場面に合った訳語を選択するようにしましょう。

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