英語で発音されない文字(子音): kn の k など

pronunciation

英語の発音は、数ある言語の中でも学びにくいものです。

中でも発音されない文字(子音)があることによって、英語の発音がややこしくなっています。

しかし、幸いなことに発音されない文字の規則はある程度決まっています。

この記事では、発音されない文字について分かりやすく説明しますので、是非覚えてしまいましょう。

kn- で始まる単語の k は発音されない

kn- で始まる単語の k は発音されません。

kn- で始まる単語には、次のようなものがあります。

know(知っている): 発音は「ノウ」

knife(ナイフ):発音は「ナイフ」

knight(騎士):発音は「ナイト」

このように、kn- で始まる単語の場合は、kの存在を無視して、nの発音で読みましょう。

gn- で始まる単語の g は発音されない

kn- と同様、gn- で始まる単語も、最初の g が発音されません。

gn- で始まる単語はあまり多くありませんが、例えば以下のようなものがあります。

gnaw(かじる):発音は「ノー」

gnu(動物の「ヌー」):発音は「ヌー」

gnaw は、このルールを知らないと「グノー」と発音してしまいがちですので、気を付けましょう。

wr- で始まる単語の w は発音されない

wr- で始まる単語は、最初の w が発音されません。

よく使う単語に write(書く)があるので分かりやすいですね。

write(書く):発音は「ライト」

wrap(包む):発音は「ラップ」

wrinkle(しわ):発音は「リンクル」

wr-で始まる単語の場合は、wを母音なしで発音するのはほぼ無理なので、あまり発音で混乱することはないかもしれません。

ただ、音で聞いて書く際には、w を忘れないで書きましょう。

ここまで見てきた法則は、語頭、つまり語の始めの文字が発音されないものでした。

次は、語末(語尾)、つまり語の終わりで発音されない文字について学びましょう。

-mb で終わる単語の b は発音しない

-mb が語尾にある場合は、最後の b は発音されません。

-mb で終わる単語には、以下のようなものがあります。

climb(登る):発音は「クライム」

bomb(爆弾):発音は「ボム」

特に bombについては、「ボンブ」という風に発音しないように気を付けましょう。

climbについては、音を覚えていてもスペリングでミスしやすい単語です(例えば、clime とか crime と書きがちですね)。

-mn で終わる単語の n は発音しない

-mn で終わる単語の場合、最後の n は発音しません。

autumn(秋):発音は「オータム」

damn(チクショウ):発音は「ダ(デァ)ム」

-bt で終わる単語の b は発音しない

-bt で終わる単語の b も発音しません。

doubt(疑う)はよく使いますね。

doubt(疑う):発音は「ダウト」

くれぐれも、doubt を「ドウブト」や「ダウブト」と発音しないように気を付けましょう(綴りはそのように覚えがちですが)。

-gn で終わる単語の g は発音しない

次は、少しトリッキーですが、-gn で終わる単語の g を発音しない、というルールです。

これは、sign(記号)が有名ですね。

sign(記号):発音は「サイン」

ただ、この-gnで終わる単語はあまりありません。signは頻出単語ですが。

-ght で終わる単語の gh は発音しない

最後に、-ght で終わる単語の gh は発音しません。

-ght で終わる単語には、caught(つかまえた)やtought(教えた)などがありますね。

caught は catch の過去形・過去分詞形、tought は teach の過去形・過去分詞形です。

caught(つかまえた):発音は「コート」

tought(教えた):発音は「トート」

いかがでしたか。

英語には、アルファベット文字をそのまま読むだけではなかなか発音が分かりにくい単語が多いのが分かりますね。

しかし、今回の法則を知っていれば、かなりトリッキーな発音やスペリングを持つ単語もちょっと親しみやすくなるのではないでしょうか。

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