日本のお笑いなどのテレビを見ていると、ギャグやジョークなどに対して「寒い」、「さむっ」などの表現が使われることがあります。「すべる」という表現も使いますね。
この場合の「寒い」は、本当に寒いのではなくて、「つまらない」という意味で使われるようです。「すべる」も同様、本当に滑るわけではありません。
ただ、英語の会話で、ジョークがつまらないからといって、Your jokes are freezing. (君のジョークは寒いよ)などと言ったところで、おそらく通じません。
さて、英語でジョークなどが「寒い」という場合にはどういう表現を使ったらよいのでしょうか。
lame
lame は、「時代遅れの」といったニュアンスがあります。使われ過ぎているようなジョークやギャグを指します。「ダサい」といった意味合いもあります。
寒いギャグ
似たようなニュアンスに、uncool という語もあります。「クールじゃない」という意味ですね。
ちなみに、任期終了間近で政治的な影響力や権力が無くなった大統領や首相のことを「レームダック(死に体)」などと呼んだりしますが、この「レーム」の部分は lame です。「レームダック」全体では lame duck です。
corny, cheesy
corny も「古臭い」とか「洗練されていない=田舎臭い」といった意味です。
corn が「トウモロコシ」という意味で、田舎の代名詞ともいえる存在だからではないでしょうか。
あいつのギャグはすごく寒いな。
似たような表現に、cheesy があります。
cheesy は、「質が劣る」とか「安っぽい」ニュアンスですが、corny も cheesy も似たような場面で使われることが多いです。
また、corny や cheesy は、上に挙げた lame や uncool と似たような場面で使われますが、少し古い表現だという人もいます。
古臭いという意味の corny 自体が古臭くなってきているというのは、皮肉なものですね。
そのうち、uncool を使うこと自体が uncool になる日がやってくるのではないでしょうか。
funny
funny は「面白い」という意味ですが、つまらないジョークに対して皮肉を込めて「funny」と言う事もできます。
はいはい、面白いね。
dry
dry の元々の意味はもちろん「乾いた」という意味ですが、「無味乾燥な」という意味でも使われます。
そのため、「つまらない=味気ない」という意味で dry が使われることもあります。
退屈なギャグ、寒いギャグ、つまらないジョーク
ただ、dry は、使われ方によっては、「表情を変えずに真顔で言う」という意味で使われることもあるので、注意が必要です。
例えば、dry humor というと、「無表情で言うユーモアや皮肉」といった意味合いですし、dry wit というと「真顔で言うウィットに富んだ言葉」といった意味です。
上記の表現は、「つまらない」という意味合いで使えますので、ジョークについて以外でも使うことができます。
例えば、ショーなどが退屈だった場合は、以下のように言う事ができます。
The show was so lame.
よく使われる boring 以外の表現として、使ってみてくださいね。
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