「チャック」は和製英語?「社会の窓」は英語で何?

zipper fastener fly

日本語で「チャック」という言葉を使います。例えば、「ズボンのチャック」などですね。

この「チャック」、カタカナで書かれているので、英語でもそのまま chuck で使えるのか、と思いがちですが、実のところはどうなのでしょうか。

「チャック」は英語で zipper

日本語でいう「チャック」は、英語で zipper もしくは fastener といいます。

ですから、「ズボンのチャックが開いているよ」という場合は、以下のように言います。

Your zipper is open.
ズボンのチャックが開いているよ。

なお、英語のスラングで「XYZ」という略語があります。

このXYZは、Examine Your Zipper の略で、「チャックを確認しろよ」といった意味です。

「社会の窓」は英語で fly

なお、ズボンのチャックのことをひと昔前は「社会の窓」と呼ぶこともありました。

英語にも「ズボンのチャック」を意味する言葉として fly が使われることがあります。

Your fly is undone.
社会の窓が開いてるよ。

ちなみに、「社会の窓」を直訳すると window of society みたいになりますが、これでは通じません。

他にも間違えやすい和製英語はたくさんあります。「和製英語事典」にまとめておりますので、ご覧ください。

英語では通じない和製英語を知っておいて、ネイティブの人に「???」という顔をされないようにしましょう。